2007年 05月 15日
           
地球内部の動きが「見える」 「可視化」の技術を開発
地球内部の動きが「見える」 「可視化」の技術を開発(asahi.com)
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(画像はasahi.comより)

「可視化」された地球の核の内部。3Dメガネをかけると、立体的な映像が浮かび上がる=横浜市金沢区の海洋研究開発機構で

スーパーコンピューターの膨大な数値実験の結果を立体的に表現し、直感的な理解を助ける「可視化」技術を、海洋研究開発機構の地球シミュレータセンター(横浜市)が開発した。1辺3メートルの立方体で、前面、左右、足元の計4面がスクリーンになった装置の中に、特殊な眼鏡をかけて入る。

 地球内部(外核)に仮想的に入って、地磁気をつくる液体金属の動きを見た。手に持つ装置で指示すると、流れを示す光跡が現れ、色の違いで速さを示した。固体の内核が丸く見える。光跡を横切り反対側から見るなど、いろいろな角度から見られる。部分の拡大もできる。太陽表面の爆発現象や台風内部の大気の動きなどにも応用でき、さまざまな現象の研究に役立つ。

 担当の陰山聡グループリーダーは「シミュレーション結果は数字の固まりに過ぎない。見えるようにすることで、従来注目されていなかった現象の発見につながる」という。今のところ、一般公開はしていない。


数字で表された(あるいは数式で表現された)データというのは、なかなかわかりづらいものです。(逆の場合もあるのですが)
固体および流体の運動が可視化されることで、直感的に理解(認識・観察)できるということは、非常に画期的なことだと思います。

今のところ、一般公開はしていませんが、観られるものなら観てみたいなぁ。

ちなみに、
「失敗恐れないで」ハイリスク研究に補助金 文科省検討(asahi.com)(興味がおありだったらご一読ください)

こういう積極的な姿勢に方針転換されることは、研究者にとっては歓迎されることかと思います。
ある程度成果が見込まれたようなこと(結論が計画段階からわかっていること)にお金を費やすより、野心的で冒険心のある研究こそが「研究」であると考えます。
そういった環境づくりを推進することが望ましいし、本来の姿かと思います。
ただ、「最先端」と名のつく科学分野にだけ傾倒せず、基礎科学分野へも光がちゃんと差し込むよう願うばかりです。
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by skanegon | 2007-05-15 00:21 | Science
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