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2007年 05月 28日
           
東京#4
東京滞在も4日目。
20日は日本地球惑星科学連合の2007連合大会に参加してきました。
(詳しくは日本地球惑星科学連合大会TOPでご覧ください。



僕は、日本地学教育学会に所属しており、毎年8月に行われている大会には参加しているのですが、この度の連合大会は初めてでした。

この連合大会は2005年に発足したもので歴史は浅いのですが、日本で地球・惑星科学を研究している科学者が一同に会する大会とあって、かなりの規模で開催されているものです。

僕は参加したのは、専門分野の研究発表ではなく、一般公開セッションの
「21世紀のフロンティア」
*1日本沈没を科学する:メガリスの滞留と崩落を予測する
*2ひので(SOLAR-B)が明かす太陽コロナの不思議
「地球・惑星科学トップセミナー」
*1緊急地震速報〜それは地震からあなたを守る新しい情報です〜
*2「惑星の定義」と冥王星ー広がりゆく太陽系の新しい姿ー
「地球惑星科学の教育とアウトリーチ」
聞けるだけ数本
でした。

皆さんもご存じの通り、日本は世界有数の地震国であり、火山国です。ならびに、気象災害や土砂災害も数多く発生する国でもあります。
にもかかわらず、学校教育では、地学に関する学習がおろそかにされ、自然現象の知識理解
はおろか、それをベースにした防災に対する知識や考え方を学ぶ機会が全く不十分の状態であり、防災の行動力が身に付いていないまま、日々の社会生活を送っている現状にあります。
(十分に防災力を強化されている地域ももちろんあります)

一方、近年大きな問題となっている地球温暖化に関しても、地球の過去の気候変動の歴史を学び、それと比較して現状はどんな状況なのかを正確に理解せずして、「CO2削減」「エコ」などの言葉だけが一人歩きしている状況にあります。
わたしたちの住んでいるこの日本という国は、大変素晴らしい自然をもった国です。
四季折々変化に富み、さまざまな恩恵を自然から受け取り、変化に富む身近な自然を愛でながら暮らしてきた国人です。

ただ現代に住むわたしたちは、さまざまな変化を敏感に感じ取り、観察し、楽しむことが出来ているでしょうか?。また、自然災害に対する危険察知能力は鋭敏であるでしょうか?

学校教育に関しては、常に改革改革と、次から次へと新しい考え方を導入している現状ですが、人間として生きるための基本は、現代も昔も変わっていないはずです。

日本人であるならば、四季折々の変化を丁寧に観察し、自然を愛でる力を養っていく教育が展開されていくことを、改めて強く望みます。
by skanegon | 2007-05-28 14:12 | Travel
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